もはや業界の人のほとんどが使うようになった高速ブラウザGoogle Chrome(グーグルクローム)。
自ら【Googleが作った高速ブラウザ】という自信満々のコピーでブラウザ市場に殴りこみに来ただけあってそもそもかなり速いんです……が!
「まだまだこんなもんじゃないハズだ!もっとお前は速くなれる!」と言ってきかない人たちはどこにでもいるようで、なかなか豪快な高速化手法が実は存在するので一気にご紹介しておきたいと思います。
01.とりあえず無駄をカットする
まずはサクッとChrome本体の機能を使って、無駄なデータをカットしましょう。ここまではちゃんと動作が保証されている所なので、会社のPCでも大丈夫です。
標準機能での無駄データ削除手順
- Shift+Ctrl+Deleteで「履歴データの消去画面」に移動(Macの場合 Shift+Command+Delete)
- 期間:全て
- [閲覧履歴]、[ダウンロード履歴]、[Cookieと他のサイト…]、[キャッシュ]にチェックを入れて削除
- ついでに拡張機能も使ってない奴を削除しておく
02.TabMemFreeで「今開いてないタブ」のメモリを開放
TabMemFreeというChrome拡張機能を入れ、今開いていないタブに割いていたメモリ部分を強制的に開放するよう設定してしまいます。
インストールしたらとりあえず拡張機能のアイコンを右クリックして「オプション」を選択。Timelimitsのシーケンスバーを全部右寄せにしてしまいましょう。
03.OneClick Cleaner for Chromeを適用してなんか色々最適化
01の項目に入っていたような各種の情報に加え、DBの最適化やらなんやらを1クリックで実現してしまう「OneClick Cleaner for Chrome」という拡張機能をインストールしておきます。
適用完了したらappcashe、cache、downloads、fileSystems、history、indexDB、localStrage、serverBoundCertificates、pluginData、webSQLあたりのチェックを入れて、「Clean Now」を叩けばそれでOK。
ちょっと重くなってきたなーというタイミングでいつでも何度でも使える強制お掃除ツールです。
>>OneClick Cleaner for Chromeインストール
04.試験運用機能を有効にして快速化
Chromeに実装されているけど、まだ試験運用中なので何かあってもサポートしないよ。という機能のいくつかを有効にしちゃいます。
作業としては「chrome://flags/」とアドレスバーに入力して移動できる「試験運用機能リストページ」で以下の機能をCtrl+Fでテキスト検索して有効化にフラグを変えて ⇒ 再起動。の流れです。
有効にすると高速化する(らしい)試験運用機能リスト
- ソフトウェア レンダリング リストを上書き(mac/win)
- すべてのページで GPU 合成を行う(mac)
- スレッド合成(mac)
- SVG フィルタの GPU アクセラレーション(mac/win)
- タブ/ウィンドウを高速に閉じる機能を有効にする(mac/win)
- ハイパーリンク監査の無効化(mac/win)
- Instant Extended によるキャッシュ可能な新しいタブ ページ(mac/win)
- SPDY/4 alpha 2 を有効にする(mac/win)
- HTTP/2 draft 04 を有効にする(mac/win)
- スクロール予測を有効にする(mac/win)
※(カッコ内)のOSなら使える試験機能となります
ちなみに全部試すと確かにかなりスピードアップはしてくれました。
が、多分会社のPCとかで勝手にやると怒られるやつも含んでいるのでその辺は自己判断でよろしくおねがいします。
05.SpeedyFoxをインストールして実行
Firefoxの高速化フリーソフトとして超有名なツール「SpeedyFox」ですが、実は”Chromeにも使える”という事は忘れられがち。
公式サイトからソフトをダウンロードしてきて、インストール⇒実行!とやるだけで「ふぁ!?」て言いたくなるくらい高速化します。
あれですね。ネーミングって大事です。
もう一回だけ注意書き
全部やると結構面倒くさい上に、動作保証ができません。
なので、まぁその辺は自己判断でよろしくお願いしますね。
あと、おそらく上記の中でいくつか「これやってること被ってるよ!」というポイントがいくつかあるかと思います。ので、お気づきの方はご指摘いただければです。